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『甘いものは、別腹』なんてことを申します。
意外に思うかもしれませんが、実は、ちゃんとした根拠があります。
我々は生きていく上で、様々な栄養が必要です。色々な食品を偏り無く食べねばなりません。
人間の身体はよく出来ていて、特定の栄養が不足すると、その栄養を含む食品を食べたく
なったりします。そして、必要量を食べると、それ以上食べたくなくなります。
身体が必要しなくなるので、食べれなくなるのです。
わかり易い例が、女性が妊娠すると特定のものが急に食べたくなったりします。
女性が妊娠するとすっぱいものが食べたくなり、見ている方がすっぱくなる位にレモンを食べていた
のに、数日食べ続けて食べたら、見向きもしなくなりました。よく聞く話です。
余談ですが、産科の先生から伺ったのですが、妊娠中に特定の食べ物を食べたくなる場合、
その食べ物は、生まれてきた子供の好物であるケースが多いそうです。
因果関係は立証できないでしょうが、きっとそういうことなのでしょう。
ところで、人類が食べ始めてから歴史が浅く、抑制が効かない食品が二つあります。
甘いものと油です。
例えば、菜種油は日本で生産が始まったのは、室町時代あたりからです。
甘いもの代表である砂糖は、もっと新しく、国内では江戸時代ぐらいから生産が始まっています。
人類全体の歴史から見ても、あまり古くありません。
詳しくは後ほど説明しますが、少なくとも日本に限って言えば、一般家庭で恒常的に
砂糖や油が食べれるようになったのは、20世紀以降と言っていいでしょう。
このため、甘いものと油には、人類は抗い難い魅力があるのです。
例えば、生クリームをたっぷり使ったケーキ。
コース料理を食べた後で、お腹が一杯なのに、食べたくなりませんか?
例えば、ポテトチップスとコーラ。
一口だけと思って食べ始めると、止まらなくて一袋あけてしまったことはありませんか?
これは、身体が甘いものと油について、抑制が効かないことが原因の一つにあります。
もっとも、いくら抑制が効かないといっても、本来なら食べれる量は限定されています。
問題は、甘いものと油が、とってもカロリーが高いということです(^^;。
つまり、量は少なくても、取るカロリー量は多いということです。カロリーが高いことは、基本的に
食品として、優れていることです。しかし、少なくとも現代の日本では、食べ物に困るという事態は、
ほとんどありません。食に関しては、現代日本は人類史上最も問題がないと言ってもいいでしょう。
……カロリーというか食事量に関する限りでは、アメリカに負けるでしょうが(^^;。
つまり、食べ物に困っていない状態で、甘いものと油を大量に取れる。しかも安価に。
これが、最大の問題なのです。そして、その問題を皆さんが認識していないことも、問題です。
ですが、この文章を読んだ貴方は、そのことを知ってしまったのです。
知ってしまった以上は、食べ方について考えなければなりません。
今までと同じように、甘いものや油を食べますか?
それは、貴方の意思にかかっています(^o^)。
では、次回は冷たくて甘いものの特性について、お話したいと思います。
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