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僅か200gです。せいぜい林檎1個分の重さです。
それもフジなんて大きなものではなく、紅玉ぐらいの重さでしょう。そのような僅かな力でも時間をかけて
歯を引っ張ると、歯が動くのです。それでは、頬づえを着いた状態を考えて見ましょう。右手でも左手でも
いいです。下顎に手を添えた姿を考えてください。下顎に頭の質量が、何割かかかります。
頭の重さは5kg〜6kgです。人間の頭は、5歳の時点で、大人の9割ぐらいに達します。
つまり、小学生なら、大人とあまり変わらない大きさの頭になります。仮に3割の力が下顎にかかると仮定
しても、1.5〜1.8kgの力がかかります。歯列矯正で歯を動かす力の7〜8倍の力になる計算です。
しかも歯列矯正は、生えた永久歯を動かすのに必要な力です。子供の骨は、大人に比べて柔軟性に
富んでいます。つまり、柔らかいのです。成人の固い骨に生えた歯を動かす力は、200gが最適です。
柔らかい子供の骨に生える歯には、どの位の力がかかれば、動くのでしょう。大人より小さい力で動くのは、
間違いありません。ましてや、乳歯と永久歯の生え変わりの頃に、頬づえをついていたら?
生えてくる永久歯の方向に影響を与えても、不思議はないと思います。
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